その起源については不明な点が多いが、フランスの貴族社会では、19世紀初頭には草花を擬人化した詞華集が人気を博し、草花と特定の意味の組み合わせ例を示した手書きの詩作ノートが貴族サークル内で回覧されていた。そうしたノートは、草花の性質にことよせて恋人の美しさを賞賛したり、あるいは不実や裏切りを非難するといった恋愛の駆け引きのために参照されたとも言われる。
言葉の起源はオスマントルコ時代17世紀とされていて、その当時、イスタンブール(コンスタンチノーブル)では、花から受けるそのイメージを花に添えてメッセージとする「セラム」という風習があったそうです。例えば…●●という花の花言葉「愛している」と▲▲という花の花言葉「やさしさ」の花束を贈り、「やさしいあなたを愛している」という感じにして、花を贈り、贈られた人も花の組み合わせでその言葉に答えるということをしていたそうです。
その後、この文化が流行るキッカケとなったのは、やはりパリ。1819年12月にシャルロット・ド・ラトゥール(Charlotte de Latour)が書いた「 Le Langage des Fleurs 」(訳すと、そのものずばり「花の言葉」 )が出版されブームを巻き起こし、それがヨーロッパに広がり、世界へと広がりました。
それに毎年新品種もゾクゾク発表されております。それらの花言葉をつけているのは「日本花普及協会」さんや、輸入してきた業者さんです。
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